コートの種類とその特徴を教えてください。
 
   
 

テニスコートには何種類か在りますが、コートの種類とその特徴を
教えてください。
(ボールのスピードや跳ね方などについて)御願いします。

 
 
 
     
 
     

コート表面(サーフェスと呼ばれています)には次のような種類があります。
・クレーコート
・アンツーカーコート
・砂入人工芝コート(オムニタイプ)
・ハードコート
・カーペットコート
・グラスコート
上記の6種類が代表的なサーフェスです。

クレー、アンツーカーはいわゆる「土」のコートですね。
アンツーカーはフレンチオープンでお馴染みです。
フランス語で「あらゆる場合」と いう意味だそうですよ。
最も過酷な試合が繰り広げられるということから、
「悪魔の赤土」とも呼ばれています。すごい!?
国内にも関西地区にはけっこうあるんですよ。
クレーもアンツーカーもトップスピンプレーヤーには一番適したコートで、
バウンドが遅くよく跳ね上がるのでラリー合戦になり易いですね。
田園コロシアムの美しいクレーコートが懐かしい!
砂入人工芝コートもバウンド感覚は「土」のコートに近いと思います。
今、最も普及が急ピッチなのがこのコートです。以前よりラインが鮮明に
なりプレーし易くなりましたね。

ハードコートはサーフェスの種類が多種多様ですので一概には言い難いですが、
表面の摩擦が高い物はやはりボールが高く跳ねます。
摩擦の少ない物もありますのでこれは当然「スッ」と滑ってきます。
サーブの威力も倍増しますね。
カーペットタイプも同様ですが、近年の物は毛足が長く、
さほど速く感じませんね。
国内の室内コートを中心に普及しています。
カーペットもハードコートの1種類と大別する事もできます。

グラスコート!これは滅多にプレー機会がありません。
あのウィンブルドンを見ればわかるようにバウンドは低く滑ってきます。
ボレーやサーブが大変威力を発揮します。
ローンコートと総称する人もいますね。何しろローンテニスって位ですから!
ウィンブルドンでプレーする機会は一般人にはありません、せめて観戦だけでも
したいものですねぇ。

他に体育館でプレーすると板張り、リノリュ−ムなどがありますが
これは取り敢えず特別として考えて下さい。